高校選手権の組み合わせが決定! “王者”青森山田は草津東、“サッカー御三家”対決も実現
開幕戦は関東第一と佐賀東の組み合わせに 選手宣誓は2年連続で青森山田に決定
サッカー界における年末年始の風物詩、第96回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が開催され、前回優勝の青森山田(青森)は初戦で草津東(滋賀)と対戦することが決まった。
注目校では、前回8強の名門・滝川第二(兵庫)が地元開催の実践学園(東京A)と、インターハイ8強の長崎総科大附(長崎)は中京大中京(愛知)と対戦。また、広島県代表の広島皆実と埼玉県代表の昌平による“サッカー御三家”対決も実現した。そして、北海道代表の旭川実と沖縄県代表の宜野湾による“南北対決”も組まれた。
名門、東福岡が勝ち残っている福岡県や、インターハイ覇者の流経大柏と同4強の市立船橋の決勝を残す千葉県、同4強で前回準優勝の前橋育英が勝ち残っている群馬県、開催地の一つである神奈川県の代表は今後に決定する。
抽選は西地区と東地区に分けて行われ、初戦は必ず東西対決となり、境目になる東海地区の代表同士は初戦で対戦しない。また、前回大会ベスト4に入った各地区の代表は、2回戦から登場のシード位置に配置された。そして、開催地になる東京、埼玉、神奈川、千葉の各地区代表は同ブロックに入らない措置が取られている。
今大会の応援リーダーには、鹿児島城西高校時代の第87回大会で初戦から大会史上初の4試合連続2得点を成し遂げ、準優勝に輝いた日本代表FW大迫勇也(ケルン)が就任し、「超えろ!」のキャッチコピーで開催される。
開会式後の開幕戦は12月30日に駒沢陸上競技場で、今季のインターハイ8強に入った関東第一(東京B)と前回16強の佐賀東(佐賀)の対戦。1月8日に埼玉スタジアムで開催される決勝戦を目指して、全国から終結する48校が熱い火花を散らす。なお、選手宣誓は抽選の結果、2年連続で青森山田が務めることに決まり、会場がどよめいた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images