“修理屋”ラニエリがイタリア代表新監督に興味 祖国の危機に提唱「変革が必要」

「誰が監督になろうが、素晴らしいことだ」

 記事によれば、イタリア人指揮官は祖国の危機にこう語ったという。ラニエリ監督以外にも、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、チェルシーのアントニオ・コンテ監督といった名前もリストアップされているようだ。

「マックス・アッレグリ、アントニオ・コンテ、カルレット・アンチェロッティの名前は記事で見ている。今、私が言えることは、彼らは次に何をすべきか慎重に考えなければいけない、ということだ。そのリストから誰が監督になろうが、素晴らしいことだ。

 ただ、イタリアにおいては監督の人選は優先事項ではない。なぜなら、彼らはどん底にいるからだ。変革が必要。興味深い若手選手も存在するので、彼らを地に足をつけた状態にしないといけない。イタリアは60年間W杯出場を逃したことはなかった。時には謙虚さを持つために、どん底に落ちる必要もあるんだ」

 新監督の人選以外に優先事項があるとも述べたラニエリ監督。レスター史上初のプレミアリーグ優勝を成し遂げた老将が、地に堕ちたカルチョの国を立て直す重責を担うことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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