不振のドルトムント、オランダ人監督に“Xデー”浮上 独紙が予想「クリスマスまで?」

首位快走から一転、5試合勝利なしの急失速 前半戦終了時の首脳会談がXデーか

 MF香川真司の所属するドルトムントは、直近のリーグ戦で5試合勝利なし(1分4敗)と不振に陥っている。今季からチームの指揮を執るペーター・ボス監督への逆風が強まるなかで、ドイツ紙「ビルト」日曜版はオランダ人指揮官がクリスマス後に解任される可能性を報じた。

 昨季アヤックスでUEFAヨーロッパリーグ準優勝などの実績を残し、ドルトムントに引き抜かれたボス監督。開幕7試合を6勝1分という成績で首位を快走していたが、第8節でRBライプツィヒ戦(2-3)の黒星をきっかけに急失速した。リーグ戦3連敗で、5試合勝利から遠ざかる大ピンチとなっている。

 去就問題まで浮上しているが、最新のレポートによればクラブは前半戦終了時にハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEO、ミヒャエル・ツォルクSD、そしてボス監督を交えた話し合いの機会が持たれることになるという。ここで指揮官解任の可能性もあるようで、ビルト紙電子版でも、「5試合勝利なし。ボスはクリスマスまで?」との見出しで報じられている。

 UEFAチャンピオンズリーグでも、4節を終えて2分2敗とグループステージ敗退危機に直面。昨季まで2年間指揮を執ったトーマス・トゥヘル前監督からバトンを引き継いだボス監督だが、早くもドルトムントでの立場は危ういものとなっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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