元イングランド代表MFの息子が“70ヤード弾” 衝撃の一撃に称賛「ベッカムを再現した」

英4部ルートンのMFリーが自陣から約64mの超ロングシュートをお見舞い

 イングランド・サッカー界は、世界五大リーグのひとつであるプレミアリーグをピラミッドの頂点に、各フットボールリーグ、各地域リーグなど20部以上に及ぶ大所帯となっている。FW岡崎慎司(レスター・シティ)の同僚であるFWジェイミー・ヴァーディーが7部のセミプロからイングランド代表までのし上がったように、下部リーグと言えど決して侮れない。18日に行われた4部の試合では、70ヤード(約64メートル)のスーパーゴラッソが生まれ、「ベッカムのシュートを再現した」と話題を呼んでいる。

 4部相当のフットボールリーグ2に所属するルートン・タウンFCとケンブリッジ・ユナイテッドFCの一戦、ルートンが1-0と先制して迎えた前半31分にその瞬間は訪れた。

 自陣深くで相手の横パスをカットしたMFオリー・リーは、ボールを足元に収めるとすかさずシュート体勢に移行。センターサークルよりもはるか手前から振りかぶると、コンパクトに右足を振り抜いた。勢いよく放たれたシュートは、ケンブリッジのDFを追い越し、ゴールへ一直線。飛び出していたGKは慌てて振り返りゴールにダッシュしたが、頭上を抜かれてしまっては成す術がなく、ボールはゴールまでワンバウンドしてそのままゴールへと収まった。

 渾身のロングシュートを決めたリーは、敵陣まで走り込んで芝に膝から飛び込むゴールセレブレーションを披露。チームメイトたちもそれに続き、本拠地ケニルワース・ロード・スタジアムに駆け付けた8000人強の観衆は騒然となった。試合はその後、ルートンがゴールラッシュを見せ、7-0で大勝を飾っている。

 

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