ニューカッスル戦の後半32分に登場　“夢の劇場”はスタンディングオベーションに

　マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、今年4月のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝アンデルレヒト戦で右膝前十字靭帯損傷の重傷を負った。年内復帰は絶望とまで言われたなか、現地時間18日の本拠地ニューカッスル戦で後半32分から途中出場。通常、復帰まで8カ月以上かかるはずの大怪我で異例のスピード復帰を果たした36歳は、「ライオンは人間と回復が違うんだよ」といきなり“イブラ節”を炸裂させた。

　大きな、大きな、スタンディングオベーションだった。“夢の劇場”と呼ばれるオールド・トラッフォードに、カリスマがついに帰還。後半32分、フランス代表FWアンソニー・マルシアルと交代でピッチに立ったイブラヒモビッチがボールを受けるたびにサポーターは歓声を上げた。

　イブラヒモビッチは試合後、太もも裏の故障から3カ月ぶりに先発復帰してゴールを決めたフランス代表MFポール・ポグバとともに英衛星放送「BTスポーツ」のヒーローインタビューに登場した。