二人の日本人指揮官が激突! AFC「年間最優秀監督賞」3人の最終候補に選出
石井監督は昨季鹿島を率いてクラブW杯決勝に導く
アジアサッカー連盟(AFC)による年間表彰式の各賞最終候補3人が発表され、男子の最優秀監督部門では日本人指揮官二人が直接対決する形になっている。
ノミネートされたのは、昨季に鹿島アントラーズを率いてFIFAクラブワールドカップ準優勝を果たしている石井正忠監督(現・大宮アルディージャ監督)と、今年7月末から浦和レッズを率いてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝進出を果たしている堀孝史監督の2人だ。それに加え、コンフェデレーションズカップで活躍したオーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー監督の3人がノミネートされている。
石井監督は今季の鹿島でACLグループステージ敗退を喫したことが引き金となり、解任の憂き目に遭った。また、堀監督もミハイロ・ペトロヴィッチ監督のコーチとして5年半を過ごし、監督に昇格してからは半年弱と、2017年の実働期間は短い。しかし、チームが残している実績がこのノミネートにつながっていると予想される。
年間最優秀選手賞には、女子部門でなでしこジャパンDF熊谷紗希(リヨン)がノミネートされた。男子部門には日本人選手のノミネートはなく、中国代表FWウー・レイ(上海上港)、シリア代表FWオマル・フリービーン(アル・ヒラル)、UAE代表MFオマル・アブドゥルラフマンの3人が最終候補となった。
女子最優秀監督部門には、なでしこジャパンの高倉麻子監督が最終候補にノミネート。女子の最優秀ヤングプレーヤー部門では、今年のU-19女子アジア選手権に優勝した、U-19日本女子代表のMF宮澤ひなた(星槎国際湘南高校)がノミネートされた。男子の同部門には、日本人プレーヤーのノミネートはなかった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images