浦和とアル・ヒラルのACL決勝にスペイン紙が異例の注目 「サプライズが日本からやって来た」
「マルカ」紙がクラブW杯での対戦を見据えて両者の激突に注目
レアル・マドリードは12月にUAEで開催されるFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)で前人未到の2連覇を目指すが、スペイン紙はその準決勝でレアルと対戦する可能性が高いアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ決勝を異例の特集。潤沢な資金を誇る中国勢を撃破した浦和レッズの決勝進出について、「サプライズが日本からやって来た」と報じている。
「アル・ヒラルと浦和レッズがレアル・マドリードを視野にファイナルを戦う」と特集したのは、レアル寄りの報道で有名なスペイン紙「マルカ」だった。
「サプライズが日本からやって来た」
元ブラジル代表FWオスカルら名手が揃う“爆買い軍団”の上海上港ら、中国勢ひしめく東アジアを勝ち上がった日本の“赤い悪魔”について、記事ではこう報じている。
2007年にACLを制覇した浦和が、そのままの勢いで同年のクラブW杯で3位になった実績も紹介。だが、このシーズン以外でACL決勝トーナメントに進出できたのは08年と16年のみで、決勝の舞台に勝ち上がってきたのは10年ぶりとなる。
「そのメンバーの生き残りは平川とキャプテンの阿部勇樹」と紹介するなか、浦和の今大会最多28ゴールを決めている攻撃力を評価。FWラファエル・シルバ、FW興梠慎三、FW武藤雄樹の3トップとともに、「創造性はチームの頭脳に託された」とMF柏木陽介をキーマンに挙げている。
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