シメオネ監督、レアルとのダービーへ“先制口撃” 「彼らは明らかに“在庫過剰”なのに…」

今季初の首都決戦、王者をリスペクトしつつ皮肉も…

 国際Aマッチウィーク明けのリーガ・エスパニョーラ第12節、注目の大一番はアトレチコ・マドリードとレアル・マドリードのマドリードダービーだ。現地時間18日に行われる決戦を前に監督会見が行われたが、スペイン紙「マルカ」によるとアトレチコの闘将ディエゴ・シメオネ監督がレアルに対して、“先制口撃”をしたようだ。

 アトレチコはシメオネ体制下で高い規律と闘争心を兼備するようになり、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらを擁してレアル、バルセロナの2強体制に近年割って入ってきている。今季初の首都対決は、今季から新本拠地として使用されるワンダ・メトロポリターノでの一戦ということもあり、是が非でもライバルに勝利したい一戦となる。

 シメオネ監督は「俺たちは世界でベストとも言えるチーム、それはバルセロナと戦う時と同様の相手と対峙しないといけない。彼らはチャンピオンズリーグを連覇し、昨季はリーガを制覇しているからな」とレアルに一定のリスペクトを示しつつも、こんな皮肉も忘れなかった。

「まあ今は、スペインの全てのチームから “いい兄ちゃんたち”を確保してるんだから、より良いチームだよな。彼らは自分たちのものとし、他のチームはあの子たちを獲れない。明らかに“在庫過剰”なのに、保持してるんだから」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング