ハリル監督、代表メンバー選考の流儀を力説 「常に最高の選手を選ぶわけではない」
来年3月には「27から28人の候補者がいる」
今回の欧州遠征では本田、香川、岡崎という日本代表を長年牽引してきた3人が選外となった。香川と岡崎は日本代表のメンバーで、いまだに最もプレステージの高いクラブで実力を発揮しているが、ハリル監督は「最高の選手を選ぶわけではない」と主張。ビッグネーム斬りも厭わない持論を展開している。
そして、来年3月にはメンバーリストを28人にまで絞る方向性を示している。
「その頃(3月)には、我々は27から28人の候補者がいるだろう。だが、最後の様々な要素とは別問題として考えなければいけない。メンバーリストの作成や選手の個性がもたらす違いというものなど、様々なことが影響する。競技の部分だけでなく、人間的な部分も考慮しなければいけない」
欧州遠征に選出されたのは25人。そこに今回外れた3人を含めればちょうど28人になる。ロシア・ワールドカップのメンバー選考に向けた自身の流儀の一端を披露したハリル監督。3月の親善試合を経て、どんな23人がロシアの舞台に立つのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images