「浦和vs済州」の乱闘騒動、「17年アジアサッカー四大スキャンダル」に不名誉な選出
ACL準々決勝の中国勢同士の対決もランクイン
その他のスキャンダルも衝撃的だ。
2017年の東南アジア競技大会では、カンボジア対インドネシア戦でインドネシアが2-0と勝利後、両軍入り乱れての大乱闘が勃発。AFCカップのジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)対セレス・ネグロス(フィリピン)戦の試合終了間際の物議を醸すPKからジョホールGKの退場劇、そしてACL準々決勝の上海上港対広州恒大(ともに中国)も選ばれた。
PK戦に及ぶ死闘の末に、上海上港は浦和との準決勝への勝ち上がりを決めたが、移動バスが同じ車に何度もぶつけられるなど妨害にあったと、アンドレ・ビラス=ボアス監督は主張。「広州恒大はAFCをコントロールしている。やりたい放題だ」とぶちまけ、AFCから罰金1万2000ドル(約132万円)を命じられていた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images