「浦和vs済州」の乱闘騒動、「17年アジアサッカー四大スキャンダル」に不名誉な選出

3選手が出場停止を受け、440万円の罰金処分

 浦和が延長戦に入り3-0として、2戦合計3-2と1点リードで迎えた試合終了間際、浦和がCKからボールキープした際に済州は大暴走。途中出場のFWズラタンらと済州の選手が衝突。主審と副審が止めに入ったがヒートアップすると、ビブスを着た控え選手のDFペク・ドンギュがピッチに乱入し、MF阿部勇樹に向かってジャンピングエルボーを見舞う。このプロスポーツ選手としてあるまじき前代未聞の行為で、ペク・ドンギュは一発退場となった。

 さらに試合終了後には、浦和の選手たちやスタッフに対し、済州の選手やスタッフが暴力行為を働き、浦和DF槙野智章は済州の選手たちに追いかけられながらロッカールームに引き上げた。その際には、DFクォン・ハンジンが浦和選手の顔を叩き、さらに浦和スタッフに飛び膝蹴りをして、試合後にもかかわらずレッドカードを提示。また、試合中にはDFチョ・ヨンヒョンが2枚のイエローカードを提示されて退場処分を受けており、合計3選手がレッドカードを受ける事態になっていた。

 記事では、「済州ユナイテッドはいずれにしても、彼らの愚行からAFCの厳罰から逃れることはできなかった。選手3人が出場停止を受け、クラブは4万ドル(約440万円)の罰金を突きつけられた」と振り返っている。

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング