W杯組分け抽選会の「ポット分け」確定! FIFAランク“27番手”の日本は「第4ポット」
運命の抽選会は12月1日 同組に欧州勢は最大2カ国、他地域は同じ地域の国は入らず
ロシア・ワールドカップ(W杯)の大陸間プレーオフ第2戦が現地時間15日に行われ、ペルーがニュージーランドを2戦合計2-0で破り、最後の本大会出場権を手にした。これで出場全32カ国が決定したことにより、12月1日にモスクワのクレムリン大宮殿で行われるグループリーグ組み合わせ抽選会でのポット分けも確定している。
FIFA(国際サッカー連盟)はすでに今回のグループリーグ組み合わせ抽選会を実施する際、8カ国ずつを4つのポットに分ける概要を発表。10月16日付けのFIFAランキングを基に、開催国ロシアを除いて上位から振り分けられていく。
その結果、FIFAランク44位の日本は、開催国ロシアを除く31カ国で27番目となり、第4ポットに入ることが確定。抽選会では全32カ国を4チームずつ8グループに振り分けていくが、欧州勢は同組に最大2カ国までとなり、その他の地域は同組に同じ地域の国が入らないルールとなる。
W杯歴代王者であるスペイン、イングランド、ウルグアイが第2ポットに回った今回の抽選会では、果たしてどのようなドラマが生まれるのか。FIFAランキングに基づく、組み合わせ抽選会のポット分けは以下の通り。
【第1ポット】
ドイツ(1位/欧州) 17大会連続19回目
ブラジル(2位/南米) 21大会連続21回目
ポルトガル(3位/欧州) 5大会連続7回目
アルゼンチン(4位/南米) 12大会連続17回目
ベルギー(5位/欧州) 2大会連続13回目
ポーランド(6位/欧州) 3大会ぶり8回目
フランス(7位/欧州) 6大会連続15回目
ロシア(開催国/65位/欧州) 2大会連続11回目
【第2ポット】
スペイン(8位/欧州) 11大会連続15回目
ペルー(10位/南米) 9大会ぶり5回目
スイス(11位/欧州) 4大会連続11回目
イングランド(12位/欧州) 6大会連続15回目
コロンビア(13位/南米) 2大会連続6回目
メキシコ(16位/北中米カリブ海) 7大会連続16回目
ウルグアイ(17位/南米) 3大会連続13回目
クロアチア(18位/欧州) 2大会連続5回目
【第3ポット】
デンマーク(19位/欧州) 2大会ぶり5回目
アイスランド(21位/欧州) 初出場
コスタリカ(22位/北中米カリブ海) 2大会連続5回目
スウェーデン(25位/欧州) 3大会ぶり12回目
チュニジア(28位/アフリカ) 3大会ぶり5回目
エジプト(30位/アフリカ) 7大会ぶり3回目
セネガル(32位/アフリカ) 4大会ぶり2回目
イラン(34位/アジア) 2大会連続5回目
【第4ポット】
セルビア(38位/欧州) 2大会ぶり12回目
ナイジェリア(41位/アフリカ) 3大会連続6回目
オーストラリア(43位/アジア) 4大会連続5回目
日本(44位/アジア) 6大会連続6回目
モロッコ(48位/アフリカ) 5大会ぶり5回目
パナマ(49位/北中米カリブ海) 初出場
韓国(62位/アジア) 9大会連続10回目
サウジアラビア(63位/アジア) 3大会ぶり5回目
※カッコ内は(FIFAランク/地域)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images