浦和を迎え撃つアル・ヒラルが誓う3年前のリベンジ ACL決勝での“ある日本人”との因縁とは

2014年以来のACL決勝に挑むサウジ強豪 3年前の「前代未聞の不当行為」への復讐に燃える

 浦和レッズは18日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、敵地でのアル・ヒラル(サウジアラビア)戦に臨む。2007年以来となるアジア王者を目指す浦和だが、サウジの強豪はある日本人に対する恨みからリベンジに燃えていることが明らかになった。サウジアラビアの英語メディア「アラブニュース」が、「ヒラルのアル=アービドは、AFCチャンピオンズリーグでの“シドニー・ショック”のリベンジに出る」と報じている。

 浦和レッズをリヤドで迎え撃つ強豪は、2014年大会以来のACL決勝の舞台となる。その時はオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)相手に2戦合計で0-1と惜敗しアジア王者を逃したが、アル・ヒラルにとって、14年11月1日に本拠地キング・ファハド国際スタジアムで行われた第2戦は忘れられない一戦になっているという。

「ヒラルの選手とファンは、前代未聞の不当行為の影響を受けることになった決勝を忘れることはできない」

 こう語ったのは、その試合に先発出場していたサウジアラビア代表MFナウワーフ・アル=アービドだ。3年前に起きた前代未聞の不当行為について、同メディアの記事ではある日本人の名前が登場する。

「ゴール前で数々の決定機を逃したが、ホームチームは日本人主審のユウイチ・ニシムラによって、3つの明確なペナルティーについて物議を醸すような否定をされた」

 

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