欧州遠征ではフィニッシュ精度の低さを露呈

　現在の代表チームではセンターフォワード（CF）にケルンFW大迫勇也が定着。岡崎のサイド起用も考えられるが、右にヘントFW久保裕也とシュツットガルトFW浅野拓磨、左にヘルタFW原口元気、エイバルFW乾貴士と駒が豊富に揃っている状況だ。

　しかし、ベルギー戦で先発した浅野、CFとして途中出場したセレッソ大阪FW杉本健勇は、ベルギー戦後にハリルホジッチ監督からフィニッシュ精度の低さを指摘された。ここぞという場面で“ゴール”という結果を残してきた岡崎と比べれば、物足りない印象は拭えなかった。不屈の闘志を持つ男はプレミアの舞台でアピールし、再びハリルジャパンに返り咲くことができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images