日本代表に堂々デビューの長澤 「相手の嫌がる」連動した守備で存在感発揮

ACL決勝へ「頭を切り替えて…」

 1トップのFW大迫勇也(ケルン)は、長澤がケルンでプレーしていた際のチームメイトだった。代表合宿に合流後もコミュニケーションを取っていたと明かしていたが、その動きを理解している長澤は、デビュー戦にもかかわらず大迫の動きに遅れることなく連動し、守備に穴をあけなかった。ハリル監督も長澤のプレーを称賛し、代表定着に近づいた感がある。

 その長澤は、このベルギー戦から中3日となる18日に、所属の浦和でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、敵地アル・ヒラル(サウジアラビア)戦に臨む。この日、62分間のプレータイムだった長澤には、良好なコンディション調整と、アジアの頂点を決める舞台でのベストパフォーマンスが期待される。

「今回の試合の反省もありますけど、頭を切り替えてアジアを取りに行く目標がある。次の試合に良い準備をしたい」

 長澤は、すでにアジア王者へ向けた戦いに頭を切り替えている。中東の地に乗り込み、ハリル監督から高く評価された“デュエル”を武器に浦和を10年ぶりの優勝へと導いていくつもりだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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