長友が望む国内組の奮起 Jと海外の環境差を埋めるのは「正直、簡単ではない」
ベルギーに0-1敗戦も確かな手応え 「ブラジル戦よりチャンスはあった」
日本代表DF長友佑都は、現地時間14日に行われた国際親善試合ベルギー戦の敗戦後、ヨーロッパでプレーする選手と国内組との環境の違いについて言及した。
長友は10日のブラジル戦でA代表通算100試合出場を記録しており、このベルギー戦が新たなスタートとなった。左サイドバックでフル出場した長友は、後半27分にFWロメル・ルカクに決勝ゴールを決められるまで0-0の状態を維持した試合に手応えを感じたことを明かしている。
試合後に「(バヒド・ハリルホジッチ)監督も手応えは話していた。負けたことを受け止めなければいけないけど、良い試合はできたと話していた」との話があったことを明かすと、ベルギー戦で得た手応えについてこう話している。
「バランスを崩してカウンターを食らうことは避けなければいけないけど、72分まで0-0で良い試合ができて、チャンスは何度かあった。ブラジル戦よりチャンスはあった。疲れているように見えたかもしれないけど、実際チャンスは作った。彼らを見れば分かるように、(ベルギーは)トップレベルの選手たちだから。良い守備から攻撃につなげたことは、評価されて良いと思う。今日のようにプレスがハマれば、相手のプレーが難しくなる。彼らはホームで一生懸命やっていたし、手を抜いている感じはなかった」
そうしたなかで、このベルギー戦の経験を得たJリーグでプレーする選手たちが高い意識を持ち続けられるのかという問いかけに対して、長友は欧州8シーズン目を迎えている経験から「難しい」との意見を述べている。
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