ハリルJの“最大派閥”、浦和勢が直面した代表の難しさ 優勝を狙うACL決勝に不安も
UAEでの直前キャンプに出遅れる形に
一方で、GK西川周作とFW興梠慎三は出場機会がなく、結果的にトレーニングに“拘束”されただけの形になった。浦和はすでにサウジアラビアの隣国UAE入りして直前キャンプを張っているが、11日に非公開で行われたトレーニングマッチに出場できないなど、チーム内での連携を確認できておらず、浦和としては得るものが少ない代表招集になった。
5選手は今後、浦和の直前キャンプに合流して18日の決勝第1戦に備えることになる。改めて、代表チームとクラブチームの関係性という点で難しさが浮き彫りとなった今回の5選手招集。浦和はアジア王者の座を懸けた敵地での運命の一戦で、第2戦のホームにつながる好結果をつかめるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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