ベルギー相手に奮闘の吉田、失点場面悔やむ チーム全体が「一瞬気を抜いてしまった」

世界の強豪と戦う上での手応えもつかむ

 課題も見つかった一方で、吉田は強豪ベルギーとの対戦を経て、日本が世界と戦えるとの手応えもつかんでいる。

「前を向いていけばやれると、前の選手も感じたと思う。サコ(大迫勇也)なんて全然負けてなかったし。ブラジルは正直、だいぶ差があるなと思いましたけど、ベルギーとの差がブラジルと同じくらいあるかといったらそうじゃないと思います」

 吉田は日本の攻撃が、ベルギー相手に通用していた部分があったと強調。「奪った後、どういう形でゴールまで行くかっていう形を、もうちょっと作らないと」と、バリエーションを増やす必要があるとしているものの、体を張ったポストプレーを見せた大迫のプレーなど十分に通用していたと語っている。同じ敗戦でも1-3で完敗したブラジル戦とは異なり、選手にとって収穫のある試合になったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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