久保がブルージュ地元ファンの標的に… 出場時に「アンチ・バッファロー」のブーイング
クラブ・ブルージュの本拠地で行われたベルギー戦 ヘントの久保は洗礼浴びる
ハリルジャパンはベルギー代表との親善試合で、0-1の敗戦を喫した。クラブ・ブルージュの本拠地ヤン・ブレイデルスタディオンで行われたこの一戦では、FW久保裕也(ゲント)のみならず、ベルギー代表選手が観衆の標的とされる一幕があった。
ベルギーでプレーする久保は後半23分にFW浅野拓磨との交代でピッチに登場すると、スタンドから地鳴りのようなブーイングが鳴り響く。「アンチ・バッファロー!」という罵声が浴びせられた。
久保が所属するヘントの愛称は「バッファロー」。ブルージュのライバルで活躍する日本人FWは、地元サポーターにとってブーイングの対象となったようだ。
一方、ブーイングはベルギー代表選手にも浴びせられた。後半39分にMFアクセル・ヴィツェルと交代でピッチに飛び出したバーンリーに所属するMFスティーブン・ドフールもスタンドから罵声を浴びた。ドフールはブルージュの天敵、スタンダール・リエージュで5シーズンプレーした経緯があったため、地元サポーターの標的になったという。
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