ハリルJ、ベルギーに攻め込まれるも粘り強い守備で得点許さず 0-0のまま後半へ

初先発の長澤も落ち着いたプレー 連動した守備で凌ぐ

 日本代表の11月欧州遠征2戦目は、FIFAランキング5位のベルギーを相手に0-0でハーフタイムに突入した。

 主将のMF長谷部誠をスタメンから外した日本は、初招集のMF長澤和輝を先発で代表デビューさせた。キックオフ直後から右ウイングのFW浅野拓磨が裏に抜け出す形でチャンスを作り、ハイプレスの回数を増やすなかで長澤も中盤で存在感を放った。

 しかし、ベルギーは日本のペースに慣れると猛攻を仕掛け始める。同7分、中盤からMFケビン・デ・ブライネが長いドリブルからそのままシュートを放つと、続く同13分には敵陣に押し込んだ状態でMF山口蛍のパスをカットして一気にカウンター。FWロメル・ルカクがGK川島永嗣の目前でシュートを打つ大ピンチとなったが、ボールは川島の体に当たって事なきを得た。さらに同21分には右サイドからのラストパスを、デ・ブライネがコースを狙ったミドルを放ったが、これも川島がセーブした。

 その後もベルギーペースで試合が進んだものの、日本の最終ラインもなんとか決定機を作らせずに凌いだ。10日のブラジル戦で課題になった強豪との前半は、スコアレスのままハーフタイムに入った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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