「デカい顔ができる」 ベルギーで人気急上昇中の森岡亮太、活躍の地で“撃破宣言”
ベルギーは「優勝候補の一つ」 「自分がどれだけできるか」というスタンスで挑む
今夏、ポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフからベルギー1部ワースラント・ベベレンに移籍した日本代表MF森岡亮太は、リーグ戦で開幕から14試合連続でスタメン出場を続け、7得点8アシストと結果を残し、ベルギー国内でも注目を集めている。バヒド・ハリルホジッチ監督も期待を寄せる26歳のMFは、「日本がベルギーに勝てば、チームに帰った時にデカい顔ができる……勝ちたいですね」と強敵撃破を誓った。
ハリルホジッチ監督はメンバー選考の際に「ベルギーで彼のポジティブな話がかなり出ている。最後のパス、得点、オフェンス面について評価できる」と攻撃面の能力を高く買っているという。その一方で、「私のアシスタントに向こうに1週間滞在して監督と話し、練習を見てきてもらった。守備面、デュエルは伸ばさなければいけない。彼とも何度かそういう話はしている」と明かした。
ベルギー代表について森岡は「ベルギーの普段のイメージで代表戦をいけるかというと、そこはレベルが違うと思う。ブラジルと一緒で、優勝候補の一つ。そのなかで自分がどれだけできるかというスタンスはブラジルの時と変わらない」と口にする。10日のブラジル戦では後半25分から途中出場したが、ハリルホジッチ監督の指示とは異なる状況がピッチ内で生まれていたという。
「試合に入る時に監督に言われたことと、実際に中で状況が違ったので、ちょっと戸惑いました。監督にはボランチをしっかりケアするように言われて入ったんですけど、実際に中に入ったらガンガン前から行くぞとなっていて、どういくねんみたいなところがちょっと最初は戸惑いました」
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