ベルギー代表MFが指揮官に戦術変更を“提言” 「未来に同じ状況を避けるためにも…」

デ・ブライネがメキシコ戦で陥った中盤の機能不全を指摘

 ベルギー代表は現地時間14日(日本時間15日早朝)に日本代表と対戦する。10日のメキシコ戦に続く国際親善試合となるが、攻撃のコンダクター役を務めるMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)は、ロシア・ワールドカップ(W杯)を見据えてロベルト・マルティネス監督に戦術の変更を訴えているという。ベルギー紙「Het Laatste Niewus」が報じた。

 FIFAランク5位につける欧州屈指の強豪は、10日に行われたメキシコとの一戦で3-3のドローに終わった。試合後、デ・ブライネはチームが採用する3バック戦術が機能していないと口にした。

「メキシコは純粋に戦術的に上だった。彼らのシステムの影響で、我々の5バックは深い位置に押し込まれた。我々は中盤で泳ぐようだったが、5対7の状況だったんだ」

 デ・ブライネは、中盤で数的不利を強いられた要因を戦術面に求めた。シティで当代の戦術家、ジョゼップ・グアルディオラ監督の薫陶を受けている司令塔には、代表チームの戦術は物足りなく映っているのだろう。

「我々には優れた戦術、システムがなければ、メキシコのような国には問題を抱えることになる。残念なことに、我々はまだ解決法を見出していない。我々のシステムはとても守備を第一にするシステムでプレーしているが、ボールを持ちたがる攻撃的な選手でいっぱいなんだ」

 

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