長谷部誠、報道陣の爆笑を誘った一言とは? ハリルとの関係に言及「監督と話す時…」
「長くなりすぎないコツは得ています」
長谷部自身もチーム内でおとなしすぎる選手が多いと考えているという。指揮官は選手たちに積極的なコミュニケーションを求めており、「監督はヨーロッパで長いキャリアがあって、自分もヨーロッパで10年以上やってますけど、間違いなく感じるだろうなという部分がある。監督は監督なりに、どうにか引き出そうと頑張ってやっている」と証言する。
また、ロシア・ワールドカップ行きを決めた8月のアジア最終予選オーストラリア戦を最後にゲームキャプテンから遠ざかっている長谷部だが、「僕は監督とよくコミュニケーションを取る。個人的に呼ばれて話すこともあるし、長くなるからコミュニケーションを取らないというのは良くない」と指揮官との関係に言及。選手と話す際に一気にまくし立てることもあるハリル監督だが、冷静沈着な長谷場が冗談交じりに口にした“ハリル対応術”で、その場が一気に弾けた。
「そういう意味で言えば、監督と話す時、自分は自分なりの長くなりすぎないコツは得ています」
話を長くしすぎないコツがあると笑顔で明かした。代表チームでも、所属クラブでも指揮官から信頼を得てきた長谷部は、そうした類の“コツ”を掴むのが巧みな選手でもあるのだろう。卓越したバランス感覚をピッチ外でも発揮しているようだ。
【了】
大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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