「愛されている」「新たなヒーロー」 ベルギー人記者が名指しで日本代表の二人を称賛

現地取材するヴァンデンベンプト記者に訊く、日本人選手の印象

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、現地時間14日にヤン・ブレイデルスタディオンでベルギー代表と激突する(現地時間20時45分/日本時間15日4時45分)。ベルギーの現地TV番組では直前プレビューを放送するなど徐々に盛り上がりを見せているが、ベルギーの公共放送局「VRT」のピーター・ヴァンデンベンプト記者は名指しで日本人プレーヤーに言及し、二人の選手を称賛した。

 ヴァンデンベンプト記者が真っ先に名前を挙げたのは、ベルギーでプレー経験があるGK川島永嗣(メス)だ。「彼のことはよく知っている。ベルギーではよく知られた存在だ。チームに大きく貢献したからね」と言及。川島は2010年夏に、川崎フロンターレからベルギー1部のリールセへ移籍。2012-13シーズンから同1部スタンダール・リエージュに活躍の場を移し、ベルギーで5シーズンプレーした。さらに「彼は英語も堪能だったし、パーソナリティーも優れていたから、すごく愛されているよ」と称えている。

 二人目として同記者が口にしたのは、今夏にポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフからベルギー1部ワースラント・ベベレンに移籍したMF森岡亮太だ。代表合流前に行われた4日のリーグ第14節REムスクロン戦で今季7点目を決め、チームも2-0で勝利。開幕から14試合連続でスタメン出場を続け、7得点8アシストと好成績を残す。さらにゴール時の5試合は4勝1分の無敗と絶大な影響力を誇り、ベルギー国内での注目度はうなぎ上りだという。

 

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