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英雄デル・ピエロ、失意のイタリアに再建法を提言「国外からメソッドを導入する必要もある」
60年ぶり予選敗退の憂き目 06年優勝メンバーが強調「再建にはクラブの関与も必要」
イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりに予選敗退の憂き目に遭った。2006年ドイツ大会で優勝メンバーに名を刻んだ一人であり、イタリアサッカー界のレジェンドでもある元代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、「再建にはクラブの関与も必要だ」と呼びかけた。
イタリアは現地時間13日にホームで行われたスウェーデンとの第2戦をスコアレスドローで終え、2戦合計0-1で1958年大会以来の予選敗退が決定。衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説者を務めるデル・ピエロ氏も、「前回にこうした事態になった時、我々(サッカー関係者)のほとんどは生まれてもいない。これから何が待ち受けているのか、想像もできない」とショックを隠せなかった。
イタリア王者ユベントスのエースとしても活躍してきたデル・ピエロ氏。カルチョ復活に何が必要かと問われると、「再建するのは簡単なことではない」と前置きし、自らの考えを述べた。
「自分自身も、イタリアサッカーのシステムに足りないことを探していきたい。国外からメソッドを導入していく必要もあるだろう。もちろん、それをイタリアの持っているシステムと順応させながら取り組むことが必要になるはずだ。イタリアサッカーを再建していくためには、クラブの関与も必要だ」
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