今、日本代表に足りないものとは? 吉田麻也が力説「もっと死に物狂いで…」
「個の能力を見たら僕らより上」とベルギー代表を分析
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、10日の国際親善試合でFIFAランク2位のブラジル代表に1-3と敗れた。同ランク44位の日本は、14日に同ランク5位ベルギー代表との一戦を迎える。最終ラインを統率するDF吉田麻也(サウサンプトン)は、ベルギー戦に向けて「僕らはもっと死に物狂いでやらなきゃいけない」と訴えた。
ブラジル戦は前半7分、左CKの際にDF吉田麻也がMFフェルナンジーニョを倒す形となり、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の検証でPK判定。FWネイマールに先制点を決められた。同17分にCKの流れからDFマルセロに利き足とは逆の右足で弾丸ミドルを叩き込まれ、さらに同36分にカウンターから崩され、FWガブリエル・ジェズスに3点目を奪われ、前半だけで3失点。後半18分にMF井手口陽介のCKからDF槙野智章が頭で合わせて一矢報いたものの、最終的に1-3で敗れた。
日本は12日にベルギー合宿をスタートさせたが、吉田は「ブラジルの時みたいに、相手がギアを下げる前に、どれだけ僕らができるかを図っていかないといけない」とベルギー戦のポイントを挙げている。ブラジル戦では前半を終えて0-3となり、マルセロやネイマールら主力クラスが次々交代し、より“テスト色”の濃い展開となった。
さらに吉田は「どのポジションにおいても、個の能力を見たら僕らより上」とベルギーを分析し、日本代表に足りない部分を次のように指摘した。
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