「規格外のプレーヤー」と久保裕也も称賛 対戦を心待ちにするベルギー代表選手とは?

戦い慣れたベルギーでの一戦に意気込む久保 「上手くやればチャンスは来る」

 10日の国際親善試合ブラジル戦に1-3と敗れた日本代表は、試合翌日にフランスからベルギーへ移動し、現地時間14日のベルギー戦に向けて調整を行っている。同国1部のヘントでプレーしているFW久保裕也は「ボールを持てるし、回せるし、上手い選手は多い」と警戒を強めつつ、「規格外」と称賛する“ある選手”との対戦を心待ちにしているという。

 久保はブラジル戦に右ウイングで先発したが、相手の左ウイングに入ったFWネイマール、左サイドバックのマルセロらとの攻防で後手を踏み、思うようなプレーができないままハーフタイムにFW浅野拓磨(シュツットガルト)と交代。「自分としてもあまりできなかった部分も多い。これからの自分に生かしていければいいと捉えているので、ネガティブになる必要は全くない」と振り返っている。

 久保は2013年6月に京都サンガF.C.からスイス1部のヤングボーイズに移籍し、在籍3年半で104試合26得点の結果を残した。2017年1月からベルギー1部ヘントにクラブ史上最高額の移籍金350万ユーロ(約4億2000万円)で加入すると、デビュー戦で初ゴールをマーク。その後の試合でも4人抜きドリブルから鮮烈なゴールを決めるなど、ベルギー国内で注目を集める存在となった。

 ベルギー代表との試合会場となるヤン・ブレイデルスタディオンで「2回ぐらい試合をしたことはあります」という久保だが、やりやすさなどは「特にない」と口にする。また敵国の印象について「ボールを持てるし、回せるし、上手い選手は多い。レベルも高いだろうし、激しく来ると思う」と警戒を強めつつ、「でも上手くやればチャンスは来る」と虎視眈々とゴールを狙っている。

 

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