ブラジル戦で採用されたVARにDF吉田が再言及 「次ないのであれば…より激しく」
試合直後は困惑気味も、翌日に再びVAR判定について語る
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、10日の国際親善試合ブラジル戦で1-3と敗れた。14日のベルギー戦に向けて12日からベルギー合宿をスタートさせたなか、DF吉田麻也(サウサンプトン)は改めてブラジル戦のVARについて語っている。
ブラジル戦の前半7分、左CKの守備時に吉田はマークしていたMFフェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)を手でつかんで倒した。プレーが途切れた後にビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)による映像確認が行われ、主審はペナルティースポットを指差しブラジルにPK判定。これをFWネイマール(パリ・サンジェルマン)に決められ、日本は開始10分でビハインドを背負う苦しい展開となった。
試合はその後、CKのこぼれ球からDFマルセロ(レアル・マドリード)に利き足とは逆の右で弾丸シュートを叩き込まれると、カウンターから日本の左サイドを崩され、最後はFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)に押し込まれて前半だけで3失点。後半にCKからDF槙野智章が1点を返したものの、1-3で敗れた。
先制点を献上する形となった吉田はVAR判定について、試合直後に「(VARが)なぜイングランドでやらないか分かりました。イングランドでやったら全員ファウル」と困惑の様子だったが、12日に改めてVARについて口を開いている。
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