日本代表に獲得候補はいた!? ミランSDがブラジル戦を視察していたことが判明
ミラベッリSDがスタンドにいたと伊メディア報道
日本代表は10日にフランスのリールでブラジル代表と激突し、1-3と完敗を喫した。その試合のスタンドには、昨季までFW本田圭佑が所属したACミランの強化責任者がいたことが明らかになった。イタリアのサッカーメディア「カルチョメルカート.it」が報じている。
ブラジル代表が強さを示した舞台となったスタッド・ピエール=モーロワのスタンドには、ミランのスポーツディレクター(SD)を務めるマッシミリアーノ・ミラベッリ氏がいたという。記事では「ベンチにもフィールドにもミランの選手がいないなか、ミラベッリがミランの移籍市場のためスタンドに訪れていたことは除外できない」と報じている。
ミラベッリSDは、昨季中国人オーナーの買収に伴い就任。アドリアーノ・ガッリアーニCEOの代わりに強化責任者に就任すると、2億ユーロ(約264億円)のチャイナマネーをつぎ込み、選手11人を補強。だが、チームの完成度は低く、現在は首位ナポリと勝ち点差13の7位と苦しんでいる。
ミランといえば、2014年1月から昨季まで本田が背番号10を背負い、プレーした。最後の2シーズンはそれぞれリーグ戦1ゴールに終わったが、練習場などでのプロ意識の高さは評価されている。記事ではブラジル代表で先発したDFチアゴ・シウバのミラン復帰の可能性が報じられている。前半36分間で3失点を喫するなど、サッカー王国に圧倒されたハリルジャパンだが、ミラベッリ氏の眼鏡に適う男はいたのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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