W杯出場危機のイタリア、プレーオフ第2戦で4-3-3採用か 伊メディア「攻撃が必要な試合だ」

第1戦でスウェーデンに0-1敗戦、60年ぶりの予選落ち危機が迫る

 60年ぶりのワールドカップ(W杯)予選落ち危機が迫り、崖っぷちのイタリア代表は、全てを懸けて現地時間13日の欧州予選プレーオフ、本拠地でのスウェーデン戦に臨む。現地メディアの報道でも、楽観論は全く見られない。

 試合前日の記者会見に出席したジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は、第1戦でラフなプレーが目立ったスウェーデンに対して「サッカーをプレーすることで勝利したい」と話した。そのなかで、初戦で鼻を骨折したDFレオナルド・ボヌッチ(ACミラン)が、第2戦ではフェイスマスクを身に着けてプレーすることが明らかになっている。また、会見に出席した主将のGKジャンルイジ・ブッフォンは「我々、イタリアのサッカーの歴史にとって、ワールドカップに出場することはあまりにも重要なことなんだ」と力説した。

 敵地での初戦を0-1で落とし、サン・シーロで迎える第2戦は、4-3-3システムへの変更が予想されるという。サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、司令塔のMFマルコ・ヴェラッティが出場停止という苦境にあるなかでのラインナップを、こう予想した。

「(4バックは)ダビデ・ザッパコスタが右で、マッテオ・ダルミアンが左。センターはボヌッチとジョルジョ・キエッリーニだ。アンドレア・バルザーリは3日間で2試合の日程ではユベントスでもプレーしない。3バックで守備を固めていることより、攻撃が必要な試合だ。

 中盤のセンターは、ジョルジーニョが入る。マルコ・パローロとアレッサンドロ・フロレンツィが両脇だ。ダニエレ・デ・ロッシはコンディションが良くないことが初戦を見れば明らかだ。

 3トップはロレンツォ・インシーニェが左、中央にチーロ・インモービレ、右にアントニオ・カンドレーバが入る。インモービレとアンドレア・ベロッティは2トップでは使いたいスペースを食い合う。中央は一人であるべきだ」

 

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