王国ブラジルの主将が送った日本へのエール 「とても良い戦術で戦っているんだから…」
ウィリアンが日本代表に抱いたのは…「攻撃に出るために守備をするという印象」
ブラジル代表と日本代表の一戦(3-1)で、サッカー王国のキャプテンを務めたのがMFウィリアン(チェルシー)だった。大役を担いつつ、攻守でチームを支えた万能戦士がハリルジャパンに「ますます良くなっていくことを願っている」とエールを送った。
ウィリアンによれば、対戦に際して日本の試合のビデオをいくつか分析。「日本が非常にスピーディーにカウンターアタックを仕掛けていくのが印象的だった。だから、あの攻守の切り替えの速さには、注意しなければと思っていた」とイメージを膨らませたという。
そして、実際に対峙した印象も、想定していたものに近かったと振り返る。
「日本は攻撃的なチームだよね。守備の時も、守るために守備をするんじゃなくて、攻撃に出るために守備をするという印象。いつでも、攻撃に出るんだ、という意欲を持って、守備をしてくる」
もっとも、最終スコアは3-1。日本にとっては実力差を突き付けられる形になった。ウィリアンは「日本にとっては、思うようにプレーできなかった部分もあるだろうけど」と前置きしながらも、「自分たちのベストなプレーをしなければ、いつでも失点や敗戦の危険がある。この試合でも同じように感じていた」と“真剣勝負”だったことを強調する。
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