「頼りっぱなしというのはある」 槙野智章が明かす…全幅の信頼を寄せる二人の選手
吉田と長友の“声”が「僕を動かしてくれた」
チームとしての守備を意識したという槙野は、最終ラインの要となっているDF吉田麻也(サウサンプトン)に言及。頼りになるディフェンスリーダーの存在が大きいという。
「もちろんディフェンスリーダーとして吉田麻也選手が引っ張っているなかで、頼りっぱなしというのはあったけども、自分も全体を鼓舞するラインの上げ下げなど、できることはやろうと思っていた」
ブラジル戦で吉田とCBコンビを組んだ槙野はフル出場。結果的に3失点は喫したが、「今年に入って、CBとしてのプレーの幅の広がりは増えている」と個人としての成長を感じているようだ。また槙野が全幅の信頼を寄せる存在が、吉田の他にもう一人いると明かす。
「吉田選手と長友選手、彼らのコーチングや状況判断の声が僕を動かしてくれた」
14日にベルギーのブルージュでベルギー戦に臨むハリルジャパン。「引いて守る時と前からプレスをハメに行く時の併用」を槙野は改善ポイントに挙げているが、果たしてどのような戦を見せてくれるのだろうか。
【了】
大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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