韓国メディアがハリルJを「無気力」と酷評 大量失点に「守備が“焦土化”」の声も

VARにも言及「ビデオ判定が流れを変えた」

 また、日本の大量失点はアシスタント・ビデオ・レフェリー(VAR)がきっかけになったと伝えるメディアもあった。前出の「スポーツ韓国」は、「親善試合に登場したビデオ判定、それにかかった日本の“ファウル”」との見出しで、今回導入されたビデオ判定について触れた。

 同紙は「前半10分に均衡が破れた。吉田麻也がペナルティエリア内でフェルナンジーニョを倒してしまい、それがビデオ判定となった。結局、PKを献上し、ネイマールがそれを成功させた」と一連の流れを説明し、「明確な実力の差があるなかで、先制点がいつどこで、どちらが決めるのかは、その後の試合展開を大きく左右するという意味では、ビデオ判定が流れを変えた」と伝えた。

 確かに今まで経験したことのないビデオ判定で日本はリズムを狂わされた感じも否めないが、いずれにしてもブラジルとの実力差が、韓国メディアにとっては大きな関心事だったようだ。

【了】

金 明昱●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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