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華麗なる転身!? フランス代表FWの“好セーブ6連発”が話題 「100点満点」「ゴールの門番」
練習ではGKを務めて好守連発 ウェールズ戦ではゴールで勝利に貢献と“二刀流”を体現
才能あるサッカー選手にとっては、「ポジション」という概念は不用なのかもしれない。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)が代表合宿中に本職のGK顔負けの鋭いセービングを連発。インスタグラムで華麗なる“転身”を伝えると、「100点満点」「ゴールの門番」とファンから称賛の声が挙がっている。
グリーズマンは10日、自身のインスタグラムに一本の動画を投稿。そこには、国際親善試合に向けて、フランス代表の練習で汗を流す姿が収められている。しかし、ポジションは主戦場の最前線ではなく守護神役。ゴール前でのシュート練習でグリーズマンがGKとして立ちはだかるというシチュエーションだ。
至近距離での強烈なシュートを鋭い反応からの横っ飛びで弾くと、今度は足元に来たボールを左足一本でセーブ。さらに、グリーズマンの好守は続く。ゴール右隅に飛んだダイレクトボレーを止め、その後のゴール正面からのグラウンダー、ヘディングシュートなど6連続セーブを披露。最後は豪快な弾丸ミドルを叩き込まれて“快進撃”はストップしたが、175センチとGKとしては小さな体でチームメイトに真剣にシュートを狙わせたのはさすがと言えるだろう。
グリーズマンの投稿した動画には、ファンからも「100点満点」「ゴールの門番」「ベストGK」「アトレチコでもキーパーをやってくれ」「ワォ。君はキングだ、グリーズマン」と俊敏性を生かした好セーブの数々に称賛の言葉が送られた。
グリーズマンは10日の国際親善試合ウェールズ戦で先制点となるボレー弾を決め、本職のストライカーとして勝利(2-0)に貢献。短期間で“二刀流”を体現し、大いにアピールした。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images