名古屋がJ1自動昇格に黄信号 後半まさかの3失点で敗戦、長崎勝利ならプレーオフ
千葉のハイプレスの前に持ち前のパスワークを封じられる
J2は11日に第41節が行われ、3位名古屋グランパスと9位ジェフユナイテッド千葉が対戦。手に汗握る熱戦は敵地に乗り込んだ千葉が、FWラリベイ、MF為田大貴のゴールで3-0と勝利し、J1昇格プレーオフ圏内の6位以内入りに向けて前進した。敗れた名古屋は、2位V・ファーレン長崎が19時キックオフのカマタマーレ讃岐戦で勝利した場合、J1自動昇格の望みが絶たれ、プレーオフに回ることになる。
J1自動昇格、プレーオフ進出、それぞれの目標を懸けて、「必勝」で臨んだ試合だった。
前半13分、敵地に乗り込んだ千葉はGK佐藤優也が前線のMF町田也真人へロングフィード。町田はDFを背負いつつループシュートを放つも、枠を捉えきれずにチャンスを逃してしまう。同23分にはクリアボールに反応したFW船山貴之がペナルティーエリア手前からミドルを見舞ったが、GKにセーブされた。
千葉のハイプレスに苦戦し、思うように得意のパスワークを見せられない名古屋は、前半31分にMF青木亮太のスルーパスにFWガブリエル・シャビエルが抜け出してGKとの 1対1を迎えたが、DFに寄せられてシュートに持ち込めず。劣勢のまま、前半を折り返す。
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