長谷部が自身の“統率力欠如”を猛省 ブラジルに2失点後「意思統一できず責任感じる」

ピッチ内でのコミュニケーション不足を露呈

 このゲームでは、代表通算100試合出場となったDF長友佑都(インテル)がキャプテンマークを巻いたが、それはこのゲーム限りの特別な措置であることが明かされている。腕に巻くマークこそなかったが、不動のキャプテンである長谷部は、ゲームが流れているなかで全体をまとめきれなかったことを悔やんだ。

 バヒド・ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見などでも、ピッチ内のコミュニケーション能力という点で常に不満を漏らしている。そうした意味では、その課題がハッキリと出てしまったのが、この2失点した以降の時間帯にあったと言えるのかもしれない。

 ハリル監督が「欠かすことのできない、我々のキャプテン」と語る長谷部には、こうした苦しい状況に陥ったゲームでの影響力を、どれだけ発揮できるかということが求められている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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