壮絶な争奪戦に発展か!?

　レアル・マドリードのMFサミ・ケディラが今季限りでレアルを退団する意向を明らかにした。独誌「キッカー」が報じている。
　今季限りで白い巨人と契約満了となるケディラは自身の去就問題について口を開いた。
「レアル・マドリードに他意があるわけではないが、自分のキャリアで新しいステージでスタートしたいと思っている。そして、成長したい。他のクラブと合意に達したわけではないし、現時点で意中のクラブが存在するわけでもない。最高のクラブで最高の日々を過ごすことができた。これから先の数週間もクラブの手助けを続けたいと思っている」
　ケディラは今季限りでレアルを退団することをそう明言したという。
　日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ、チェルシー、アーセナルなど強豪がケディラ獲得に興味を示していると、地元メディアでは報じられてきた。故障などの健康面と、年俸の高さがネックだが、移籍金ゼロで世界屈指のダイナモを獲得できる。そのため、壮絶な争奪戦に発展する可能性は大いにありそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images