仏紙記者が見たブラジル戦 日本の戦術には賛同も「印象に残った選手は誰もいない」
問題は「強度をどれだけの時間維持できるか」
「ただし、最大の問題は、ハイプレッシャーの強度をどれだけの時間維持できるかだ。日本のフィジカル面を考えると、その戦い方を90分間続けるのは難しいように思う」
ハイプレッシャーをかける基本戦術に賛同しながらも、今後は状況に応じて使い分けが必要になると分析を加えた。サッカー王国ブラジルとの差を見せつけられたハリルジャパンだが、ソラリス記者は「日本はワールドカップに向けて良い授業を受けたと思う」と、この一戦が意義深いものになると付け加えている。
14日にFIFAランク5位のベルギーと対戦する日本は、ブラジル戦の結果を受けてどのような戦い方を見せるのだろうか。
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大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images