豪州がW杯出場へ価値ある0-0ドロー 大陸間PO第1戦、過酷な敵地でホンジュラスに得点許さず
最悪なピッチ状態で思うようにプレーできず
ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を懸けた大陸間プレーオフのホンジュラス対オーストラリアの第1戦が現地時間10日に行われた。ホンジュラスのホームで行われた一戦は、互いにゴールを奪えずにスコアレスドローに終わった。
ホンジュラスのホームでの一戦は、試合開始から10分もしないうちにピッチのいたるところで芝がめくれ上がる劣悪な環境でのゲームとなった。ドリブルをしているだけで意図せずボールが弾んでしまうような状況で、両チームともに浮き球のパスを多用せざるを得なくなった。
チャンスが限られていたなかでオーストラリアは前半20分にDFバイリー・ライトが相手GKと接触して倒され、主審は一度ペナルティースポットを指差した。しかし、主審はアシスタントレフェリーに確認を取ると、判定を撤回してホンジュラスボールのFKで試合が再開された。同34分にはFWトミ・ユリッチが一瞬の隙を付いてペナルティーエリア内に侵入して決定機を迎えたが、左足のシュートはゴール右に外れた。
後半も両者決め手を欠き、第1戦はスコアレスドローで決着。ホームのホンジュラスにとっては痛恨のドロー、過酷なアウェー戦を乗り切ったオーストラリアにとっては価値ある引き分けと言えそうだ。雌雄を決する第2戦は現地時間15日に行われる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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