渦中のエブラが“伝説のマエストロ”との懐かしの写真公開 「足の部分に手を持つ唯一の選手」

ピルロとのユベントス時代の2ショットをインスタグラムに掲載

 日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユの元フランス代表DFパトリス・エブラは、“ハイキック事件”で渦中の人となっている。2日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ、ギマラエス戦前のウォーミングアップ中に乱入してきたマルセイユサポーターが警備員ともみ合いになり、サポーターに左ハイキックを見舞う歴史に残る暴挙に出てしまった。しかし、かつて共闘したレジェンドに対する気持ちは忘れていないようだ。

 エブラは8日にインスタグラムを更新。現役引退を発表した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ(ニューヨーク・シティFC)との、ユベントス時代の2ショット写真を掲載した。「マエストロ、私がプレーした、足の部分に手を持つ唯一の選手。本物の怪物的な選手」と綴り、2014-15シーズンにともにプレーした、長短の美しいパスを操る希代のテクニシャンに賛辞を送った。

 投稿では、「この競技を愛している」というメッセージも添えていたエブラ。非難の矢面に立っていても、サッカーへの熱い思いは変わっていないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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