日本代表、ブラジル戦予想スタメン 中盤は長谷部の状態次第、浦和勢のテストはこの試合か
FIFAランク2位ブラジルと激突、ACL決勝を控える浦和勢は優先起用の可能性
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、10日にフランスのリールでFIFAランク2位ブラジルとの国際親善試合に臨む。格好の力試しとなる一戦で、日本はどのような11人を先発として送り出すのか。
まず焦点となるのは、浦和レッズ勢の起用法だ。浦和からGK西川周作、DF槙野智章、MF遠藤航、MF長澤和輝、FW興梠慎三の5選手が選出されている。ブラジル戦後、14日にベルギー戦を控えるが、浦和は18日にアル・ヒラルとのACL決勝第1戦を敵地サウジアラビアで行う。14日に浦和勢が90分出場するとなれば、中3日の日程でACLの大一番を迎える形となるが、ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見の場で「日本のことを考えれば浦和のファイナルはとても大切であり、みんな誇りに思っている。浦和に配慮している」と語っている。
新戦力の長澤を長い時間起用するのであれば、このブラジル戦が格好のタイミングだろう。長澤自身は「1.5列目というか、攻撃的MFの方が攻守で良さが出せると思う」とアピールしており、インサイドハーフでの出場が予想される。
また、チームとして守備をポイントに置く11月シリーズでは、バランスの乱れを回避する意味で、1試合を通じてCBコンビは固定か。ベルギー戦で槙野がフル出場するとACL決勝に響くため、90分間起用するのであればブラジル戦で先発だろう。
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