フランスの英雄が“ハイキック騒動”に言及 「私だって反応しそうになったことも…」

「彼が、なぜあのような行為に出たのか…」

「このような観客へのアクションで、彼の素晴らしいキャリアが終わりになってしまうのは正しくない。彼が、なぜあのような行為に出てしまったのかを判断することは、私にはできない。ただ言えるのは、アドレナリンというものは時に愚かな行為をさせるものだ。キャリアの中で、観客のアクションに対しては私だって反応しそうになったことはある。その時は、考えるだけに留めることができたけれども」

 完全に“一線を越えた”エブラのリアクションは決して擁護できるものではないが、アドレナリンの魔力をこう語っている。現役時代にマルセイユやACミランで、欧州の頂点に立った経験を持つフランスが生んだ英雄ボランチは、自身の経験を踏まえて意見を述べていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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