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W杯予選落ちのオランダ代表監督が辞意を表明 「この2試合が私にとって最後」
今年5月に3度目の就任となったアドフォカート監督、チームをロシアへ導けず
来年のロシア・ワールドカップ(W杯)出場権獲得に失敗したオランダ代表のディック・アドフォカート監督が、辞任の意向を表明した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
オランダは11月のインターナショナルマッチウィークで、同じくワールドカップ行きを逃したスコットランドとルーマニアを相手に国際親善試合を行う予定になっている。アドフォカート監督はスコットランド入りした直後、報道陣に対して「この2試合が私にとって最後であり、その後に代表監督としての仕事から離れる」と話したとしている。
アドフォカート監督は、今年5月に前任のダニー・ブリント監督が解任された後に3回目のオランダ代表監督に就任。しかし、欧州予選A組でフランスとスウェーデンの後塵を拝し、グループ3位となって本大会への出場を逃していた。
報道陣を前にアドフォカート監督は「私の今後の意向を話してはいない。クラブが私を選ぶかどうかは分からない。まずはこの2試合を終わらせて、その後に何が起こるか様子を見よう。ルイス・ファン・ハールと同じく『ネバー・セイ・ネバー(絶対などと言わない)』と言っておくよ」と今後について話した。
オランダ代表は世代交代が大きな課題とされている。2020年の欧州選手権予選のスタートに向け、新監督の選定とメンバー構成のディスカッションから再スタートを切ることになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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