メッシがW杯抽選会に言及 “第2ポット最強”スペインとの同組は「避けたい」

欧州勢と同居する確率は高くなるが…

 メッシは長らくスペインのバルセロナでプレーしていることも相まってか、「彼らと対戦することが持つ意味」からも避けたいと話した。スペイン代表にはバルセロナのチームメイトが少なからず招集されることが濃厚であり、ライバルチームのレアル・マドリードからも多くのメンバーが招集されることが予想される。さらに、今年はバルセロナの本拠地カタルーニャ州がスペインからの独立問題で揺れている。スペイン戦となれば、間違いなくサッカーの部分だけではない注目を集めることになるはずだ。

 スペインを含む第2ポットには、イングランドやコロンビア、ウルグアイの他、出場権を獲得すればイタリアやクロアチア、ペルーが入ってくることになる。組分けは地域性が考慮されるため、アルゼンチンの組では第2ポットに欧州勢が入ることが極めて濃厚であり、スペインと同組になる可能性は8分の1よりもはるかに高い。

 果たして、メッシの願う“スペイン回避”は成功するのか。12月1日、世界中の視線が運命の組み合わせ抽選会が行われるロシアのクレムリン宮殿に注がれる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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