アルゼンチン代表が極寒のロシアで2連戦 “重装備”メッシにFIFA公式「ちょっと肌寒いの?」

W杯開催地でロシアとナイジェリアと対戦 現地は氷点下近くまで冷えこむ

 アルゼンチン代表はエースFWリオネル・メッシ(バルセロナ)の八面六臂の活躍により、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を得た。世界ナンバーワンプレーヤーにとっては、悲願のタイトル制覇への一歩となる国際親善試合が、来年のW杯開催地ロシアで行われるが、当地は氷点下近くになるほど、極寒の中でのトレーニングを強いられていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 アルゼンチン代表は今回のAマッチウィークでロシア、ナイジェリアと親善試合を戦うが、その会場となるのがモスクワだ。現地時間7日に、チームはスパルタク・モスクワのトレーニング場で練習を開始。メッシだけでなくDFハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)、不運な交通事故に遭いながらも復帰したFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)らも合流したが、そのトレーニング環境がいきなり過酷だった。

 それはロシア特有の極寒の気候だ。この日トレーニングが行われた時間帯の気温は、わずか3度と氷点下に近い低温で、もうすでに冬到来といった曇り空だった。そのためメッシはネックウォーマーを鼻の部分まで包み、手袋を着用してスパッツを履くなど本格的な“冬衣装”でトレーニングに励んだのだ。

 ちなみにこの状況に、W杯の公式ツイッターも反応。メッシの姿を掲載し、「レオ、ちょっと肌寒いの?」とのユーモアを交えている。ただ気温が下がると筋肉系の負傷が起こりやすくなるだけに、アルゼンチンのメンバーとしては代表でのプレーはもちろん、所属クラブでのプレーを考えると、負傷だけはしたくないというのが本音かもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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