ブラジル代表の“黒子”が新境地 レアルで「ボックス・トゥ・ボックス型」に進化

モウリーニョの見立てに確証をもたらす

「レアルにゴールの脅威という収穫をもたらしている興味深いデータは、カゼミーロが純粋な守備的MFというよりも“ボックス・トゥ・ボックス型”のMFであるというジョゼ・モウリーニョの見立てに、確かな証拠をもたらしている」

 自陣深く陣取り、ボールを刈り取る守備職人ではなく、自陣の底から相手ゴール前まで縦横無尽な運動量で出没するタイプだと見抜いていたモウリーニョ氏の分析通りの進化を見せていると、高く評価されている。

 ユベントスとの昨季UEFAチャンピオンズリーグ決勝などの大舞台でゴールを決める勝負強さも光るカゼミーロは、10日に対戦するバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表にとっても、悩み深い脅威になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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