「ブラジルやベルギー相手でもやれる」 浅野拓磨が強気発言、その真意は?

リオ五輪直前にブラジルに0-2と敗れた苦い思い出、「A代表で戦ったら…」と対戦心待ち

 シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨にとって、ブラジルは因縁の相手だ。2016年夏のリオデジャネイロ五輪直前に敵地で対戦し、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)やFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)らと同じピッチに立った。「本当に何もできなった」という苦い思い出が残っている一方、「ブラジルやベルギーが相手でも、やれる自信はある」と強気の姿勢を崩さない。その真意はどこにあるのか。

 浅野はリオ五輪開幕前の最後のテストマッチとなったブラジル戦で、後半から出場。何度かゴールに迫ったものの、結局0-2で開催国に敗れた。実力差をまざまざと見せつけられた形だが、浅野は「リオの時、点差以上の差を見せつけられたというか、本当に何もできなかった印象がある。それがA代表として戦ったらどうなるのかは楽しみ」と対戦を心待ちにしている。

 あくまで「100%チャレンジャーとして臨むだけ」と日本の立場を踏まえつつ、守備に大半の時間が割かれる展開も織り込み済みだ。「ブラジルのサイドバックやDFとマッチアップするだろうけど、その選手たちでさえ攻撃の能力がすごく高い。守備になった時は100%ぶつかっていくだけ」と、ある種の割り切りがそこにはある。

 その一方で、ブラジル戦を想定した明確なプレーのイメージが浅野の中にはあるという。

 

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