「あいつは“モンスター”だと思った」 伝説の“闘犬”が明かすピルロの知られざる能力
「一人だけとんでもない距離を走れる」
「あいつのフィジカル能力はヤバいんだ。アンダーの代表の時に“モンスター”だと思ったね。ランニングのメニューでは、一人だけとんでもない距離を走れる。アスレチックのメニューもそうだ。その後、涼しい顔をしてボールを蹴るんだ。これが、この年齢までプレーできた秘訣だろうね。サッカー選手の中でも、最もよく走った選手の一人だろう」
若き日から線の細いテクニシャンというイメージで評価されてきたピルロだが、今や“マエストロ”とまで称される稀代のレジスタが持つ技術を下支えしたのは、卓越したフィジカル能力だったとガットゥーゾ氏は強調していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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