柴崎の「11月中の復帰」をヘタフェ会長が明言 完全合流へ「最終的な確認をしている」
スペイン紙が報道 トーレス会長「水曜日の練習に組み込まれる予定だ」
ヘタフェのMF柴崎岳は、リーガ・エスパニョーラ第4節バルセロナ戦(1-2)でスーパーボレーを叩き込んだものの、その試合で左足を負傷して戦列を離れている。スペイン紙「マルカ」は、取材に応じたクラブのアンヘル・トーレス会長が「11月中の復帰」を目指してチームに合流すると話したと報じている。
柴崎は9月16日のバルサ戦で負傷して以来、約2カ月にわたって実戦のピッチから離れている。その間にヘタフェはリーグ戦7試合で2勝3分2敗、第11節を終えて勝ち点13の12位と負傷者が続出するなかで昇格組として健闘している。そして中盤戦以降の起爆剤として期待されるのが柴崎の復帰だ。
「ガクは水曜日(現地時間8日)のトレーニングに組み込まれる予定だ」と語った同会長は、柴崎について問われると以下のように話している。
「彼は1日4時間のリハビリをこなしてきた。15日間チームとは別メニュー調整していたとはいえ、最終的な確認をしているところだ。監督が可能だと判断したらプレーさせるだろうし、我々にとっても非常に嬉しいことだ。彼は違うプレースタイルを持つタイプだからね」
こう話すとともに、「エスパニョール戦かスペイン国王杯を目指すスケジュールになるだろう」と、27日に控えるリーガ第13節エスパニョール戦、もしくは29日に行われるスペイン国王杯4回戦アラベス戦が復帰戦になるだろうとの見立ても話した。負傷の影響によって日本代表の11月シリーズこそ招集外となったが、攻撃のコンダクターとして柴崎はヘタフェ内で待望される存在であることは確かだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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