本田の元ライバルがミランで躍動 伊紙も称賛「唯一の光明」「持ち技は尽きない」

スペイン代表FWスソがゴラッソで攻撃を牽引 チーム得点王に立つ活躍を見せる

 ACミランでかつて本田圭佑(パチューカ)とポジション争いを繰り広げたライバルが圧巻のゴラッソを連発。地元メディアから「ミランはシュノーケルのように依存」「いつも通りに唯一の光明」と称賛を浴びている。

 5日に行われたリーグ第12節のサッスオーロ戦で、敵地の観衆を沈黙させたのはスペイン代表のレフティーFWスソだった。1-0で迎えた後半22分、ロングボールに抜け出したスソは右サイドでドリブル突破。一瞬のフェイントでマーカーを外すと、すかさず左足を一閃。角度のないところからゴール左隅に強烈なシュートを突き刺した。

 2-0と勝利に貢献したスソは、今季リーグ戦5得点4アシストをマーク。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、選手評価で10点満点中「7点」をつけてMVPに選出するなど絶賛モードだ。

「今は正真正銘の選手になった。スキューバダイバーのシュノーケルのように、ミランは彼に頼っている。持ち技は尽きない」

 ゴラッソ連発でチーム得点王に君臨するレフティーの多彩さは、ミランの生命線になっていると分析している。

 

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